高速スタートアップとは、起動処理に必要なメモリーやCPU,デバイスドライバーなどの状態をWindows終了時に保存し、次回のWindowsの起動時に、保存された情報をそのまま呼び出すことで、高速に起動できる機能です。
しかしながら、接続している周辺機器の変更やWindows Updateなどの更新作業により、終了時に保存した情報と起動時の情報に相違がある場合、起動トラブルなどの不具合が発生する恐れがあります。
高速スタートアップを無効にし、パソコンを完全にシャットダウンすることで、このような不具合を回避できることがあります。
1. 「Windows」ボタンをクリックします。
2. 画面右上にある「すべてのアプリ」をクリックします。
3. すべてのアプリの一覧が表示されるので、下にスクロールして、「Windowsツール」をクリックします。
4. 「Windowsツール」画面が表示されるので、「コントロールパネル」をクリックします。
5. コントロールパネル画面が開くので、「システムとセキュリティ」をクリックします。
6. 「電源オプション」をクリックします。
7. 「電源プランの選択またはカスタマイズ」の画面が表示されるので、画面左側にある「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
8. 「電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化」画面が表示されるので、「現在利用可能ではない設定を変更します」の文字をクリックします。
9. 画面下部の「シャットダウン設定」が操作可能な状態となるため、「高速スタートアップを有効にする(推奨)」の項目にあるチェックを外し、画面下部にある「変更の保存」をクリックします。
10. 上記設定後は、パソコンを起動する際に高速スタートアップ機能を使用せずパソコンが起動します。