不具合が発生した際、自動的もしくは任意で作成されたポイントの時点までシステムの状態を戻すことができます。
Windowsのシステムの復元を行うと、ハードウェアと Windows のソフトウェア設定が以前の状態に戻されますが、電子メール、ドキュメント、写真などの個人データやファイルには影響しません。
※不具合状況により、復元が失敗し、OSが起動しなくなる症状や、データが消去されてしまう恐れもありますので、実施前に必ず、データのバックアップを行ってください。
Windows が起動する場合のシステム復元方法
1.画面左下の「Windows」マークをクリックして、表示されたメニュー内の「Windows システムツール」→「コントロールパネル」の順にクリックします。
2.「コントロールパネル」画面が表示されますので、「システムとセキュリティ」をクリックします。
※画面右上の表示方法を「カテゴリ」に変更してください。
3.「システム」をクリックします。
4.「コンピューターの基本的な情報の表示」画面が表示されますので、「システムの保護」をクリックします。
5.「システムのプロパティ」の「システムの保護」タブが表示されますので、「システムの復元」をクリックします。
※「システムの復元」がグレーアウトしている場合はシステムの復元が無効になっています。
戻すべきポイントが作成されていないためシステムの復元は実施できません。
6.「システムファイルと設定の復元」画面が表示されますので、「次へ」をクリックします。
※「システムファイルと設定を復元します。」と表示された場合は、「別の復元ポイントを選択する」を選択後、次へ」をクリックします。
7.「選択したイベントの前の状態にコンピューターを復元します。」と表示されますので、症状発生以前の復元ポイントを選択し「次へ」をクリックします。
8.画面の左下に「他の復元ポイントを表示する」が表示されている場合は、チェックを入れるとさらに復元ポイントが表示されます。
9.「復元ポイントの確認」画面が表示されますので、選択した復元ポイントの日付をご確認のうえ、「完了」をクリックします。
10.「いったんシステムの復元を開始したら、中断することはできません。続行しますか?」と表示されますので、「はい」をクリックします。
11.「システムの復元の準備をしています…」と表示されますので、しばらくお待ちいただき、コンピューターが自動的に再起動します。
復元完了後に、PCが再起動しますので、ログインして症状が改善しているか確認してください。
Windows が起動しない場合のシステム復元方法
1.電源が入っている場合は、電源ボタンを押して電源を切ります。
キーボードの「Alt」キーと「F10」キーを押しながら、電源ボタンを押します。
2.「オプションの選択」画面が表示されますので、「トラブルシューティング」を選択します。
3.「詳細オプション」を選択します。
4.「システムの復元」を選択します。
5.「続けるにはアカウントを選んでください」と表示されますので、下に表示されているアカウント名をクリックします。
6.パスワードを入力し、「続行」をクリックします。